第49回　Happy Care Giver Familyを増やそう、外国人に介護現場で活躍してもらうための仕組みつくり　～外国人介護職員支援センター代表理事・井上 文二

ゲストは外国人介護職員支援センター代表理事の井上 文二です。

『明るく思いやりのある外国人の介護福祉士受験を支援』

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福祉現場の人材不足が社会問題になっている中、井上さんは外国の方が介護福祉士の資格を取得し、現場で活躍できるように試験対策や実務者研修のサポートをしています。

「全世界を駆け巡る商社マンになろう！」

学生時代には英語、スペイン語を学び、外国との接点がずっとあった井上さんは、ボランティアで介護の日本語を教えていた取組みを経て、今の仕事にたどりつきました。

介護を学ぶ外国人はフィリピンの方が一番多く、他にもネパール、インドネシア、ベトナム、中国、韓国、ブラジル、ペルー、ミャンマーと人種のるつぼ。授業中はパーティーをしているのか勉強をしているのか分からないのだとか。ホームページからも雰囲気が伝わってきます。

教えていて難しいと感じる日本語の壁。

特に難しいと感じるのは「問題文の表現」「助詞（～を、～から等）」「語尾」。介護の知識があっても表現を取り違えると逆の答えを選択してしまうので、試験対策では日本語の基礎、特に読解力を身に着けるお手伝いをしているそうです。

日本に慣れていない外国の方が介護現場に入る時の苦労は、本人はもちろん雇用する側の介護事業者にもあります。井上さんは本人・介護事業者・教育側が三位一体になって長期的に外国の方に介護現場で活躍してもらう体制つくりに取組んでいます。

Happy Care Giver Familyを増やそう。

本人、介護事業者、介護を受ける利用者がHappyになるのはもちろん、仕事をする外国の方の家族までHappyになる社会にしたいという想いがステキでした。

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