第51回 透析患者の医療者に対する本音は… 病気があっても大丈夫と言える社会を目指した取り組み ~一般社団法人ピーペック 代表理事・宿野部 武志

ゲストは社会福祉士であり、一般社団法人ピーペック 代表理事の宿野部 武志さんです。

透析患者の本音を集めて医療者に伝えたい

♪チャンネル登録をお願いしまーす♪

宿野部さんは18歳から透析治療をスタートして、今でも週に3回、1回5時間の治療を受けている現役の患者です。しっかり動いて元気になるために一回の血流量を人よりも多くして、しっかり毒素と余分な水分を除去する「しっかり透析」を選択。週に15時間の病院、しかも大部分をベッドの上で過ごすのは誰にとっても苦痛ですが、治療とうまく付き合うために宿野部さんが工夫をしていることを教えていただきました。

宿野部さんは「じんラボ」の所長さんです。じんラボさんは腎臓病に関する情報を発信や、交流の機会を作るなど腎臓病のことで悩んでいる人の支援するコミュニティです。3歳から腎臓病と付き合っている宿野部さんが37歳で会社を辞職、社会福祉士の資格を取得し、腎臓病の当事者の体験を伝えたいと思い、今の活動をスタートしました。

病気に関する情報は書籍やインターネットで簡単に手に入るようになりましたが、当事者が何に悩んで、どんな生活を送っているかという生の体験談の情報はまだまだ不足しています。「透析をしながら海外旅行へ行った」や「何を食べた」など、人の体験がほかの人の希望になる、まさにその通りですね。

ほかにもステキな活動をされているので、気になった方はぜひホームページをご覧ください。

【じんラボ】
https://www.jinlab.jp/

【一般社団法人ピーペック】
https://ppecc.jp/

-------
このチャンネルでは医療・福祉業界で働く方、患者さん、健康を応援する取り組みをしている方をゲストに迎えて医療・福祉の魅力をお聞きしています。それぞれの立場から見た医療、健康に対する想いを楽しく、フランクにインタビューしています。
健サポチャンネルは毎週土曜配信中!

次回配信は6/4です。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です