第53回 ずっとご飯がおいしくて食べられて、豊かに幸せに暮らすことを応援してくれる歯科医師 ~文京歯科副院長・大石 匠

ゲストは文京歯科副院長の大石 匠さんです。

歯科の枠を超えて他の医療者と共に人を幸せにしたい

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文京歯科医院さんは文京区にある創業76年間、産まれてから最後の瞬間を迎えるまで自分の歯で食べることを応援してくれる地域のかかりつけ歯医者さんです。歯を治療することがゴールではなく、ずっとご飯がおいしくて食べられて、豊かに幸せに暮らすことを応援したいという大石さんの歯科医師の原点や日頃心がけていることをお聞きしました。

「来たときよりも帰るときに楽しい歯医者にしたい」

ドアが開いた瞬間の薬臭さや、キーンという治療音を聞くと回れ右をして逃げ出したくなる歯医者。私のように歯医者さんが苦手という方も歯医者さんが好きになってしまうような、歯医者さんのステキなお仕事をお聞きしました。

数ある口の中の病気の中で大石さんのご専門は「歯周病」。よく歯磨き粉のCMで砂山のように歯茎が崩れて歯が取れてしまう歯周病の映像は衝撃的で、私の世代になると歯医者さんで歯周病…という言葉を聞くだけでドキッとします。実際の歯周病は「歯周病菌が増えすぎると最後は歯茎があきらめて、根っこの方に最近が入っていって、歯を支えている顎の骨が壊れていき、歯が抜ける」、言葉にすると口の中でとんでもないことが起こっています。歯周病は進行しても痛みがないそうなので、やっぱり定期的なチェックが大切だそうです。

歯医者さんでは、歯石をとるクリーニングの人だけではなく病気を治して患者さんの健康を守る歯科衛生士、長く使い続けられる歯を作ってくれる歯科技工士、歯の治療をする歯科医師の3種の専門家が連携して我々の歯を治療して、おいしくご飯を食べることを助けてくれています。大石さんは患者さんもチームに入ってもらうことで患者さんの価値観を大切にしながら治療をされているそうで、宮崎から通っている患者さんがいるというのも納得です。

歯医者さんは通いやすさで選ぶことが多いですが、一生お付き合いができるかどうか、お互いの価値観が合うかどうかで選びたいですね。

文京歯科さんのホームページはコチラです。

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