健康サポーターの出番に感謝(4/1)
健康サポーターの出番をいただき、千葉県内のとある病院に診察に同行しました。
今日は久しぶりに超ステキなドクターにお会いしました。
ご相談内容は、下肢静脈瘤の手術をすることになったけど、なんで手術をする必要があるのか分からない… ということで、診察に同行させていただき状況を一緒に確認しました。
診察室に入ると「今日はゆっくり説明する時間が取れてよかった」と笑顔で話す先生、症状と術式を説明して『診察終わり』という雰囲気を醸し出してきたので、
「今手術をしないとどうなる可能性があるの?」
「説明があった静脈と別の静脈の状況はどうなの?」
と質問をしだすと急に表情が一変。
「さっきから説明しているでしょ!」
なんてため息まじりのステキな言葉を繰り出しながら半身の体勢であきれ顔の先生を他所に、今の時点で手術をしなきゃならない理由を聞き続けた結果、
「今すぐやらないといけない手術ではないし、手術を受けるかはご自身で決めてください」
という言葉と先生からいただいて、帰ってきました。
事情はあるにせよ、あの視線と言葉をご高齢の患者に向けるのは反則だわ~
治療家から見たら簡単な手術でも患者にとっては分からないことだらけ。
「安全な治療ですぐに終わるから大丈夫」
だけでは患者は納得して治療を受けられません。
しかも今回、相談者様が手術を断れない理由の1つに、「今回手術を断ったら、緊急で治療が必要になった際に見てもらえなくなるのでは…」ということがありました。ご高齢の患者にとっては選択肢に制約がある分、地域の中核病院の先生(病院)との付き合い方は急性期病院よりも難しいのかもしれないですね。
いろいろ誤解があった点を説明して、手術を受けるかどうかはご本人で決められるそうです。
今日も出番をいただきありがとうございました。