第50回 お坊さんが感じた亡くなる前にやっておいた方がよいこと、亡くなった後で家族ができること ～日蓮宗上行寺副住職・遠山 玄秀
ゲストは日蓮宗上行寺副住職の遠山 玄秀さんです。
『お坊さんの枠を超えて人のお困り事に向き合う』
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遠山さんは学生時代の科学者希望からお坊さんになられた経歴をお持ちです。
ご実家がお寺ということもあり、幼少期からお坊さんが身近な存在だった遠山さん、実際に自分がお坊さんになってみると想像と違った世界だったとか。我々が普段接する機会が少なく、お葬式など心を痛めている時にお世話になるお坊さんの本音を教えていただきました。
亡くなる前にやっておいた方がよいことは家族とのコミュニケーション。事前に話を聞くことが叶わなかったとしても、亡くなられた後に周りの方から亡くなられた人の話を聞くことも大切なんだとか。家族として父親の顔は見えていても、働いている父の顔は見られていません。会社の同僚から父親の話を聞くと、自分の父親像と全く違う姿が見えていろんな気づきがあるそうです。
私も自分の父親の死後、父親が外ではよく笑う人であったことを知りました。大人になった息子に対して思うことがたくさんあったんでしょうね。
「お坊さんだからできることとお坊さんだからできないことがある」
遠山さんは終活のお手伝いや、グリーフケア、臨床宗教師としての取組み等、幅広く活躍されています。心を痛めている方の荷物を降ろすお手伝いをされている遠山さんに１人でも多くの方に出会ってください。
6/14（火）に遠山さん主催の「玄ちゃん‘ｓカフェ」にゲスト参加します。
健サポチャンネルの配信後に実は遠山さんと私が高校の同級生ということが判明！
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このチャンネルでは医療・福祉業界で働く方、患者さん、健康を応援する取り組みをしている方をゲストに迎えて医療・福祉の魅力をお聞きしています。それぞれの立場から見た医療、健康に対する想いを楽しく、フランクにインタビューしています。
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次回配信は5/28です。
