私たちのもっとも身近な医療者である薬剤師が患者の生の声を聞き続ける理由 ~薬剤師・広上 由季
ゲストはクローバー薬局永山店 薬剤師の広上 由季さんです。
『いつでも患者さんに寄り添える薬剤師でありたい』
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広上さんが薬剤師としてお勤めのクローバー薬局さんは東京の多摩市にある地域密着型の薬局さんです。我々の一番身近な医療者が実は薬剤師さんってご存じでしたか?
多摩市は高齢の方が多く、中にはカウンターまでの数歩ですら難しい患者さんもいるそうで、広上さんは薬を手渡しながら会話をするためにカウンターからよく出て行っちゃうんだとか。薬剤師さんはカウンターの中にいるイメージですよね。
高校生の時の進路希望は学校の先生だった広上さんは、薬学系の大学のオープンキャンパスで「医者は対面で1人の方しか救えないけど、1個の薬は1度に世界中の人を救える」という先輩のステキな言葉に出会い、薬学部への進学を決めました。
薬剤師さんは夢のあるお仕事です。
広上さんは薬剤師をしながら、患者・家族の生の声を薬剤師に届ける「ペイシェントボイスカフェ」を毎月開催しています。薬局では薬から人を見てしまいがちなので、人ありきだということを忘れないためにカフェをやっているとのことですが、話をする患者側も薬剤師さんの想いに触れることができるので、とても素敵なイベントです。
イベントに参加する前は薬剤師さんに対して「黙って薬を出してくれればいいから、診察の様子とか聞かないで」と思っていた自分に反省したことを覚えています。
在宅医療が進む中で薬剤師さんとのかかわりが今以上に増えるので、薬剤師さんのステキな想いが皆さんに届いてくれたらうれしいです。
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このチャンネルでは医療・福祉業界で働く方、患者さん、健康を応援する取り組みをしている方をゲストに迎えて医療・福祉の魅力をお聞きしています。それぞれの立場から見た医療、健康に対する想いを楽しく、フランクにインタビューしています。
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