第62回 子供の引きこもりを解決するために親ができることとは ～ほんわか寺子屋 代表・坂本 茂樹
ゲストはほんわか寺子屋 代表の坂本 茂樹さんです。
『教えるのではなく自らが気づける寺子屋を目指す』
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坂本さんはご自身も引きこもりを体験し、引きこもりの子供を持つ親も体験した引きこもり解決の専門家です。
「子供たちが大人になりたくなる社会」
書籍やインターネットは引きこもり解決の方法論に関する情報提供が多い中で、坂本さんが大切にしていることは親御さんと会話をして、その家族にとって大切なものに自分自身で気づいてもらうこと。親が仕事にプライベートに楽しく生きている姿を子供に見せることで、子供が外に出たくなるお手伝いをするのが寺子屋の活動です。「ほんわか」というのは、お風呂に入っている時やトイレに入っている時の状態を意味していて、ほんわかしている時にハッと気づきを促す時間が現れるので、常にほんわかする雰囲気作りを大切にしているそうです。
私たちの周囲にも外に出られなくなった人がいますが、残念ながら引きこもりを経験した本人や家族の話を聞く機会がほとんどないので、本人の甘えや家庭内だけの問題と誤った認識をされることもあります。自分では良かれと思ってやっていると、相手が悩んでいることに気づかない「正義という名の押さえつけ」、坂本さんのお話を聞いて親子関係だけではなく、日常生活のすべての場面が該当する身近なテーマだと初めて気づきました。引きこもりにこれが効くという特効薬はないので、悩んでいる方は信頼できる友人、知人に一度本音を聞いてもらうことをお勧めします。
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このチャンネルでは医療・福祉業界で働く方、患者さん、健康を応援する取り組みをしている方をゲストに迎えて医療・福祉の魅力をお聞きしています。それぞれの立場から見た医療、健康に対する想いを楽しく、フランクにインタビューしています。
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