第24回　車イスユーザーと街をつなぐリハビリの専門家　～小田原LOVEの作業療法士・初鹿 真樹

ゲストは作業療法士としてご活躍中の初鹿 真樹さんです。

『誰でも楽しめるバリアフリーの小田原を仲間とともに作り上げる』

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学生時代は環境問題に関心を持っていた初鹿さんは農業系の出版物の会社に就職も、その後の入院・手術の経験を活かしたいと作業療法士の道に進まれました。リハビリと言えば平行棒や階段をイメージしますが、作業療法士さんが担ってくれるのはOccupation（作業）、『その人にとって何が必要なのか』、『もう一回できるようにするにはどうしたらよいか」「別の方法で意味はできないのか」、を考えて、実現まで一緒に歩いてくれています。

リハビリはみんな同じことをしていると思われがちですが、メニューは患者さんの状態を観察しながらオーダーメイドで作られていて十人十色なんですね。

当事者の人生に関われるので作業療法士はスゴイ幸せな仕事と話される初鹿さんの笑顔がステキでした。

初鹿さんは作業療法士の経験を活かして、地元小田原のバリアフリーマップを制作しています。２人でスタートした取組みは、様々な職種の人とつながり、今は小田原バリアフリーマップという冊子となって配布されています。これまでに関わられた小田原城の観光に関する取り組みや、街歩きイベントの様子を教えていただきました。

小田原は城下町なので街の中の設備面での課題がまだ多いですが、「段差があっても積極的に協力してくれる人」「温かい言葉をかけてくれる人」を『リハもん』と認定、リハもんが溢れる街にするために、専門職がハブ（接着剤）になって車イスユーザーと街の人が触れ合える機会を作るステキな活動をされています。

みんなで小田原に遊びに行きましょう！

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このチャンネルでは医療・福祉業界で働く方、患者さん、健康を応援する取り組みをしている方をゲストに迎えて医療・福祉の魅力をお聞きしています。それぞれの立場から見た医療、健康に対する想いを楽しく、フランクにインタビューしています。

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